かかしの刑３

晒し者の刑。
体育館での体育の授業で、体操服を忘れてしまった時の事。
同じクラスの子で怪我で体育を休む子がいて、その子に借りました。
いや、無理矢理借りさせられました。

当時はブルマでした。
休んだ子は身長150㎝くらい、大柄な私とはサイズが違います。
ブルマをはくと、やはり私の大きなお尻を収める事が出来ず、どうしてもパンツがはみ出てしまいます。
体操服もピチピチで胸が強調され、お腹も露出してしまいます。

そのうえ、かかしの刑にされ、跳び箱の上に立たされ、晒し者にされました。
向こうでは一年生の男子が授業しています。
彼らにも恥ずかしい姿を晒してしまい、中には卑猥な言葉もかける子もいました。

美術室で。
放課後の美術室で私はついに下着姿にされ、かかしの刑にされました。
下着姿を晒す、それだけで恥ずかしいのに、かかしの刑にされ、さらにそんな私をスケッチしたのです。

そんな私をみんなリアルにスケッチします。
パンツのリボンからブラジャーのレースまで。
完成した作品はどれも上手で、見てるこちらが恥ずかしくなりました。

本当のかかしに。
ついに屋外でもされました。
夕刻の人気のない田んぼの近くに、かかしにされ立たされました。
倒れないように、そばにあった杭に脚を縛り付けられます。
それを見てはしゃぐ女子たち。

くすぐりの刑にもされました。
しかし、もっと恐ろしい敵が。
虫です。
７月だったので蚊が私を襲います。

身動き出来ない私の身体を次々に刺して、痒くなってきます。
痒くても掻く事が出来ません。
しかも蚊の不快な羽音が聞こえます。
耳も塞げません。
肩にはかみきり虫が…足元には牛蛙が…怖さに悲鳴をあげました。

気を失い、気がついたら解放されて、そばに制服があったので着て帰りました。
気持ちはすっかり折れてしまい、投稿拒否になり、部屋に引き込もってしまいました。
しばらく痒みは引かず、どこにいても蚊の羽音が聞こえる錯覚に悩まされ、ついにおかしくなってしまいました。