“ぴっくん”してた幼なじみ
かず(仮)
小学校低学年のころ、近所の幼なじみの女の子たちとは、行きも帰りも一緒だったし、遊ぶ時も一緒が多かった。その中の一人、みどりちゃんには、いつも決まってするクセがあった。着衣の上から自分の下腹部に両手を重ねて当てて、手のひらで瞬間的にぐいっと押すような動作をすることだった。
歩きながらでも、立ち止まっている時も、幼なじみ同士で遊んだりしゃべったりしている時も特別に人目を避けて隠れてするわけでもなく、たまに見かけるその動作。別の幼なじみの女の子と、ぴっくんと名付けて内輪で呼んでいた。ぴっくんする時、みどりちゃんはわずかだがお尻を後ろへ突き出すようなしぐさになるので、勝手にぴっくんと名付けたわけだ。
子供ながら疑問に思って、みどりちゃんにいろいろ尋ねてみたが、たぶん恥ずかしいのだろう、何も答えてくれない。当時低学年の自分には、それ以上の追究力がなく、わからずじまいだったが、その後も、みどりちゃんのぴっくんは続いた。もう一人の幼なじみの女の子によると、どうやらみどりちゃんは、ぴっくんが気持ちいいらしい。
転校した自分は、幼なじみのみどりちゃんたちとそれっきり。ずいぶんたって大人になってから、偶然にも同級会のチャンスがあったが、幼なじみのみどりちゃんたち女の子は、来なかった。
何だったんだろう、ぴっくんは?ずっと知りたくて、気になっていて、どなたか教えてほしい。ぴっくんは、気持ちいいという。オナニーだったのだろうか?何だったんだろう、ぴっくんは?