Beyond the Sky
じょん
それは、ある出張帰りの飛行機内でのことでした。
隣にも乗客がいなかったので、データ整理のためにノーパソを立ち上げ、エリートサラリーマンを気取っているときに機内アナウンスが…
ポーン♪:「当機右側よりヘールボップ彗星がご覧いただけます。右側座席でない方でご覧になられたい方がございましたら、客室乗務員までお申し出ください。」
おぉ、そういえば肉眼でも見える彗星がきてたんだっけ‥ラッキー♪ 右側じゃんか^^
窓を覗くと綺麗な尾を引く彗星が見えました。
仕事なんかしてる場合じゃありません。そそくさとパソをしまい、彗星に見とれてました。
まてよ?…ちっ!スッチーと話するチャンスのがしてるじゃん!!
世紀の彗星とスッチー、どっちが良かったものか(´-`).。oO(…)
複雑な思いがため息を誘うころ、耳元でささやくスッチーの声が…
スッチー:「彗星、ご覧になられましたか?」
じょん :「はい♪上空から眺める星空もロマンチックでいいものですね^^」
思いがけないスッチーのお言葉にルンルン♪です。
スッチー:「あたし、まだ見てないんです。よろしければ拝見させていただきたいんですけど…」
と、窓をちらっと見ながら言うんです。
ん?こいつ何言い出すんだ???とは思ったものの…
じょん :「どうぞ^^席たちましょうか?」
スッチー:「いえいえ、そのままでお席に着いたままで(笑」
スッチーは身を乗り出して窓を覗きました。
( ゚д゚)ポカーン…スッチーのふくよかな胸が目の前です。
スッチー:「え?どれが彗星なんですか?」
じょん :「斜め後ろにみえないですかね?」
スッチーは更に身を乗り出し、そのふくよかな胸を顔に…
スッチー:「ほんとだ!わぁ、綺麗♪」
「しばらくこのまま拝見させてください(*'-'*)」
じょん :「…ごゆっくりどうぞ(*´д`*)」
当時既婚だったじょんは、それ以上のことを望むことなくスッチーの胸を5分ほど堪能したのでした。
口説き文句の一つも言えなかった淡い思い出…
じょんの「空に馳せる想い」でした^^