かかしの刑2
智恵
かかしの刑とは、ホウキなどの長い棒状のような物を、片方の腕の制服の袖の中に入れ、中を通して逆の腕の外へと通過させ、さらに手首あたりを紐で縛ったり、ガムテープ貼ったりなどで固定させるもの。
両手は横に広げられたまま元に戻せません。
立たされると、まるでかかしのようで、彼女たちは「かかしの刑」と呼びました。
かかしの刑にされると、両手の自由が効かないのをいい事に、みんなで私をいじめて来るのです。
胸やお尻、太ももなどを容赦なく揉んだり触ったりしてきます。
勉強ばかりして、性に関して全く興味がなかった私にとって、今まで受けたことない刺激に感じてしまい、素直に声が出てしまいました。
それに対して面白がって、卑猥な言葉もかけてきます。
辛かったのが、くすぐりの刑。
笑顔を見たことない、という理由でやられました。
たかがくすぐり…と思われるかもしれませんが、身動き出来ない状態でのくすぐりは想像以上に辛いです。
普段おとなしく、声が小さい私が大声で大きな口をあけて笑っています。
それを見てさらに人が集まります。
無数の手が体中をくすぐります。
あまりのくすぐったさ、苦しさや、恥ずかしさに、涙を流しながら笑い悶え続けました。
笑いすぎて口が閉じれず、ヨダレがタラタラと垂れはじめた。
口を閉じてヨダレをとめたくても、笑わされてるので口が閉じられません。。
脚は押さえつけられてるだけなので、僅かに動かせます。
何とかしたいという思いで脚をばたつかせてるうちに、スカートが少しずつめくれ、太ももが晒されます。
私からしたら恥ずかしい事。
直したくても直せません。
今度は露になった太もももくすぐられます。
くしゃみの刑。
鼻が壊れるかと思いました。
ティッシュでこよりを作り、鼻の穴に入れてコショコショするのです。
鼻水が垂れても拭けません。
かなり、みっともない表情だったと思います。
くすぐりの刑とセットでやられる事もあり、精神的に狂ってしまうかと思いました。