真夜中に…③
結衣
身体が今まで感じたことのないような熱をおび、快感が全身を巡る。
リンッ
『華音とっても可愛かったよ』
そう言って玲はギュッと抱きしめてくれた。
「っ玲//」
『華音が可愛いから俺我慢出来なくなっちゃった。ねぇ華音入れてもいい?』
耳元で囁かれる甘い言葉とおねだりに、私の頭は完全にショートしてしまった。
「玲なら…いいよ//」
玲はまた深くキスをしてきて私の呼吸をみだしていく。
「はっぁっ玲…キテ」
玲は唇を離すと自身を私にあてがってきた。
「っん…れぃアッ」
下腹部がじわっと熱くなっていき玲自身の熱も感じとれる。
『華音、動くよ』
そしてゆっくりと玲が動き敏感な所が擦れて声が漏れる。
「っアッ…んぁっやっ駄目玲んっ」
私は玲の首に腕をまわし玲を引き寄せた。
『っ華音もうだめっ。中に出してもいい?』
「んっ玲キテ」
更に速さを増していき私と玲は同時に果てた。
『華音とっても可愛かったよ』
玲は腕枕をしながら私を抱き寄せた。
「んっ玲…苦しいよ」
玲にギュッと抱きしめられて少し苦しいぐらいだった。
『ねぇ華音。また眠れない夜があったら僕のこと思い出してね。僕はいつでも華音の側にいるから』
「なんで急にそんなこと言うの」
さっきまでとは違う態度の玲に私は聞いた。
『華音愛してるよ。もうさよならの時間だ』
玲がそう言った瞬間に私は眠気に襲われた。
そんなお別れなんて。
嫌だ。
「玲…私も…愛して…る」
眠りに落ちて行く中で私は玲に思いを伝えた。
目が覚めた時には隣には猫の玲がすやすやと眠っていた。
「玲…」
またいつかあの玲に会える日がくるかな?
私は玲を優しく撫でた。
『にゃーっ』
End
ここまで読んでくださりありがとうございました。
拍手用に書いたので少しエロ少なめです。
次は昔かいたホテルで…シリーズの続きをかけたらなぁと思ってます。