弟が…
ともき
3年ぐらい前の話。
当時高校生だった俺は、学校が何かの理由で休みになり家でくつろいでいた。
暇だなーとTVを見つつ、少しばかりうとうとしていた俺。
ちょうど11時くらいであろうか…
チャンネルを変えた瞬間に、グラビアか何かの特集で「最近オナニーしてないな…」と、ふと思った俺は部屋に戻り、お気に入りの本で作業に取り掛かった。
そして一番お気に入りのAVで、フィニッシュを迎えようとそっちに切り替えた。
そして2週間はしていなかったため、勢いよく飛び出そうになり、ティッシュが間に合わず手に出す事にした。
手には今まで見た事の無いくらい大量の液がついていた。
「おぉー、すげーなこりゃ」と思い、少しばかり手を眺めていた時、ガチャ…
「ん?二階の人帰ってきたのかな?」なんて思っていた時、ガラガラガラ!!!
弟『うわぁ!!兄ちゃん何してるの!?』
「ちょ…お前!!ノックぐらいしろよ!!」と、チンコを出したまま焦ってる俺。
弟『なんだ!!着替えてたのか!!』
「そ、そうだよバカ!!ドア閉めろ!」
弟『いいよー』
ピシャン!!
「ふぅ…」と、ほっと一息つきながら焦っていた俺は液より、パンツの方を急いで片手ではいた。
ガラガラガラ!!!
弟『もういい!?!?』
「おい!!開けんなよ!!」
弟『いいじゃん!もうパンツはいたんだから』
慌ててティッシュを探す俺。
弟『兄ちゃん、手についてるやつ何?』
「え!?こ、これは高校の実験で使う薬品だから、触るな!触ると、手が溶けるぞ!汗」と言いつつティッシュを見つけようやく液を拭いた。
弟『なぁんだ、つまんないのー』
「それより学校は?」
弟『今日は防災訓練と集団下校でいつもより早く帰ってこれた!!』
「そういうのを何で早く言わないんだ!」
弟『お母さんには言ったよ?でもなんで兄ちゃんに言わなくちゃならないの?』
「それはーお前…あれだよ…お前が早く帰ってくる事を前もって知っていたら、お前のお昼ご飯も用意してあげられただろ?」
弟『そっか!じゃあ兄ちゃんなんか作ってよ!!』
「はいはい…」
…その夜。
弟『お母さーん!!今日ね兄ちゃんが部屋で着替えてるとこ見ちゃったよ~ん♪』
母『あんた部屋入るときぐらいノックしてあげなさいよ。』
弟『そしたらね~兄ちゃんチンチンだしてたんだ!!びっくりしたよ~!』
母『ほらー。それじゃお兄ちゃんかわいそうでしょ?』
弟『でも兄ちゃん着替えながら学校の勉強してたんだって!それで兄ちゃんの手の上に白い液体があるのを見せてもらったんだよ?』
母『はぁ?液体?なにそれ?』
「いや…そのー…」
弟『白くてなんかネバネバしてるやつ!僕まだ学校で習ってないよ!明日友達に自慢するー!』
母『…やめておきなさい?』
弟『なんで?すごいことなのに…』
母『お兄ちゃんは今秘密の実験をしてるのよ?あんたが邪魔して他の人に知られたらお兄ちゃんの実験が全部パァなのよ?』
弟『え~…』
母『言う事聞きなさい!』
弟『はーい…』
母『今、ちょっと母さんハンバーグ作ってるから、あっちでゲームでもして待ってなさい。』
弟『兄ちゃん、やろー!』
母『お兄ちゃんは今母さんと話しするから、あんた1人でやりなさい。』
弟『なんだよ…仲間はずれかよ…ちぇっ』
母『友樹!ちょっと来なさいよ』
…恥ずかしかった。
母『せめてトイレとか、お風呂場だけにしちょうだい』
「え…?笑」
ってな感じのちょっと長いですが、恥ずかしい恥ずかしいお話しでした。笑