優しい彼の話
momo
土曜は学校行事があって授業もなく、午後から彼とデートをしました。
レストランでお昼を食べたあと、2人で近くのT公園に行きました。
土曜の午後と会って、いろいろな世代の人がたくさんいました。
しばらくは大きな噴水の側に座って彼と話をしていたのですが、彼が突然「俺、寝不足でこのままやったら寝そうやから、ちょっと歩かん?」と言いました。
私は本当に眠そうな彼をからかいながら、温室の方へ歩き始めました。
温室の建物は円形で、裏手の方へ回っていくと、使われてない施設があるだけなので、そこに行くまでの道に人気はなく、両サイドは高いコンクリートの壁なので涼しく、私たちは植え込みを囲ってる、ベンチにもなりそうな石段に座って時間を過ごすことにしました。
彼とは2年前から知り合いでしたが、付き合い始めたのはほんの3ヶ月前からです。彼との今回のデートは前に初めて彼の家に泊まりに行っってから久しぶりです。私たちはその時にはじめてディープキスをしたり抱き合ったりしました。
最近なにしてたん?とか、取り留めのない話をしていると、彼はだんだん私に接近したり、腕を回したりしてきました。
私も嬉しかったので、自分から擦り寄ったり、挑発したりしてしまいました。
そしたら彼は「久しぶりに…キスせぇへん?」と!
私はまた嬉しくて、「…ぅん」と言うと、彼はゆっくり近づいてきました。
強く抱きしめられながら、優しいキスをして、私はもうドキドキが抑えられませんでした。このままでずっといたい、と思いました。
しだいにキスはディープになって、彼の手は私の体全身を這います。
私は体全部が性感帯になったみたいで、ついつい声や吐息がもれちゃって、彼はドンドン私を求めてくれました。
何度か人がきた気配がして、彼に「誰かに見られちゃう…」って言っても、「止められへん」と言って、ずっと抱き合っていました。
横に座ってキスをするのがじれったくなって、彼は私を、彼と向かい合うような形に座らせました。私は座ってる彼の膝にまたがって、彼の首に手を回している状態です。
激しいキスと愛撫で、私は体の中から溶けてしまいそうでした。
一度、ばっちり1人の男の人に見られたのに気付いたんですが、気にしませんでした。
キスが終わった後、彼は時々チュッっをしながら私を抱いていてくれました。
2人で静かに幸せにひたっていると、彼の携帯のアラームがなりました。
彼は4時から塾だったので、もう公園を出ないと分かっていたのですが、彼が本当に嫌そうにスネたように「マジで嫌やぁ…」と言うのが可愛くて、私も彼を急かすことが出来ませんでした。
ようやく立ち上がって見つめ合っていると、突然私は彼に壁に押さえつけられて、いままでで一番激しいキスをされていました。
いつも優しくて、みんながいる所で手を繋ぐのも恥ずかしがる彼なのに、今回みたいな彼はホントに“狼”で、えっちの時はどうなっちゃうのか、考えると火照ってしまっちゃう今日この頃です♪