女医に
達郎
病院で女医に診察されてみたい。
まず服をぬぎ、最初は普通に胸板からせなかをさわる。
「念のためもう少し調べましょう」といって、今度はベルトをゆるめて、おなかのあたりをさわる。
「ぬいでもいいですか」期待と不安を胸に、たずねてみる。
先生は、いいですよ、といたずらっぽく笑う。
どうやら交渉は成立したようだ。
ズボンをぬぎ、下着をとる。
まず、消毒しましょう、と先生はいって、脱脂綿に消毒液をつける。
しみるかもしれません、といいながら、やさしく股間をふいてくれた。
そして、先生は顔をうずめて、おわったときに、次の診察時間を指定した。