晒し者に…(1)
K-Y
プロレス&レスリングが大好きで、クラブ等で経験を積み、
あまり負けた事のない、いい強さまで昇りつめていった。
もっとやりたい、この近くにはいない、強い人と戦ってみたいと
いう不満が日々強くなっていった。
とある日、行った事の無い、知らない地方をブラついてみると
自由参加のプロレス大会が行われるという事を知る。
ただ場所が怪しげな場所で、正式な大会ではないらしいが
優勝者には自分の望みの物が主催者から与えられるという、
魅力的な上に猛者と戦えるかも知れないという気持ちで参加。
エントリー手続きを済ませると、「ルールは時間無制限、
相手が失神するか、ギブアップするまで。
勝ち抜いていけば決勝で、毎回この大会に出てる主催者が直々に相手になり、勝てば望みが叶えられる」という説明を受ける。
そして初陣の時を迎え、リングに上がると周りのギャラリーは
若い女性ばかりである事に気づく。 中には女子高生らしき人も
いた。 対戦相手の男も戸惑ってるようだったが、優勝の為に
ただ相手を倒して勝ち進む事だけに集中した。
経歴が長く、自信もあるせいか順調に勝ち進み、遂に決勝まで
上り詰めた。 決勝の相手は確か主催者だという事だったが、
気を引き締めて相手の登場を待った。 だが、レフェリーが
対戦相手の登場を宣言すると同時に出てきたのは自分より
一つか二つ位年上に見える、レオタード姿の美女だった。
「ここまでよく頑張ったわね、ここで私を倒せば優勝、貴方の
望みが何でも叶うわ」と話しかけてくるので、しばらく呆気に
取られていたが気を取り直して質問する。 「失礼だが、本当に
決勝の相手か?」との問いに彼女は迷いもなく「そうよ、
主催者でもあるわ。 驚くのは無理もないだろうけど手加減は
いらないわ、本気でかかってらっしゃい」と即答する。
まだ迷いがあったが、「私を倒せたら何でも叶えてあげるわ」というので「後悔しないか?」と念を押し、気を引き締めて
本気で倒す事にした。
そして組み合ったが、中々やる様だった。
組み合って膠着状態が続いていたが、突然彼女が力を抜き、
巧みに俺のバランスを崩すと引き寄せてきた。
突然の巧みな引き寄せに不意をつかれ、あっという間に彼女に
抱きしめられた。 「ウフフ、捕まえたわ。 行くわよ、
耐えられるかしら?」と思いっきり抱きしめられた。
ただ単に抱きしめられたのではなく、胸が顔に来る様に
ムギュッと抱擁してきた。 豊満な胸の谷間に押し込まれ、
もがくが、離れられない。 「ウフフ、いかが?」と笑いながら
左右に揺さぶってくる。 揺さぶりまくった後、
「まだまだこれからよ、ギブアップなんてさせないわ。」と
突き放された。 仰向けに倒されるが、ようやく解放された事で
体勢を立て直し反撃しょうと何とか起き上がろうとした矢先、
「フォールよ!」という声が聞こえ、顔面に座り込まれる。
もがくが、ピクともせず完全に押さえ込まれてしまった。
ギャラリーがどっと沸き「出たわ! 天国へのフォールよ!」と
一斉に叫ぶ。 「ウフフッ、これが天国へのフォールよ。
フォールしてもカウントは無し。 ギブアップするか、
失神するまで続くの。 つまり‥‥貴方はこのままよ。
ギブアップはさせないわ」と笑う。
必死に抜け出そうと抵抗するが、両腕は足で巧みに抑え込まれて
おり、見事に彼女のレオタードの股間に埋もれているので身動き
一つ取れない。 「ウフフッ、天国フォールの天国の意味を
教えてあげる‥‥こうするのよ」と少し体重をかけて鼻先に
押し付けてきた。 突然強烈な女の匂いが鼻を襲う。
思わず「ウッ」と呻くとその反応を見て「ウフフッ、どぉ?
おまんこの匂い嗅げるなんて嬉しいでしょ? 天国でしょ」と
笑う。 強烈な女の匂いに不本意にも勃起してしまう。
対戦相手の女はそれを見ると「そんなにおまんこの匂いを
嗅げるのが嬉しいの? 勃たずにはいられないでしょ?」と
そのまま顔面騎乗を続ける。
「いいわ! そのまま嗅がせてオトシちゃえ!」、
「天国送りよ!」「イッちゃえ、イッちゃいな」とギャラリーの
女達が大笑いする。 失神、イってしまう事を避けようと
ギブアップしたくても口は見事に塞がれ、何も出来なかった。