無題
姫華
ゆっくり深いキス。
彼の手が焦らすように肩や腕を撫でる
だけど、触れてほしい胸にはこない。
焦らされて焦らされて…「触って」と言ってしまうまで焦らしてほしい。
「触りやすいように自分で足開いて」と言われて、迷いながらもゆっくり足を開く。
彼の手が秘所に触れた瞬間、走る快感で足を閉じてしまう。
すると…彼の手が止まる。
彼を見ると、無言で見つめられる。
まるで…「自分でその体勢を保たないと触ってあげない」と言われているよう。
羞恥に染まりながらも、気持ちよくなりたいという欲望に負け自ら足を開く…。
もういきそう、となると逃げられないようにがっちり手足を固められる。
快感から逃げられないように…。
いってもいっても彼の愛撫は止まない。
気を失うまでいかされ続けたい…。