ホテルで
正史
「今日は僕が攻める番だよ。」
「優しくしてね。」
「大丈夫だよ。でももし痛かったり嫌なことがあったらすぐに言ってね。」
「うん。」
「まずは目隠しして。」
きみに手拭いを渡し目隠しをしてもらう。
「腰掛けて。ちゃんと見えなくなった?」
「うん。」
「じゃあ、両手を後ろにまわして。」
ガシャッ
僕は両手をとり素早く手錠をはめる。
きみはビクッと肩を竦める。
「大丈夫?びっくりした?」
「…うん。大丈夫。」
きみは紫色のセーターを着てジーンズを穿いている。
セーターの中に手を入れてブラのホックを外す。
乳首に触れないように注意しながら人差し指の先でそっと乳輪をなぞる。
「あみちゃん、気持ち良い?」
耳元で静かに囁く。