仕事とは違う自慰

空想という言葉に心を惹かれましたので書き込ませていただきます。
私は元AV男優です。この仕事をしていた時は仕事柄のためオナニーをする機会は少なかったのですが、仕事を辞めてからは気分転換に自慰する機会が増えてしまいました。

若い日の私はAV男優とは女の人と気持ちよいSEXができる上にお金を多く稼げる商売と思っていました。しかし、この業界に入ってからは自分の考えが大変愚かであったことを痛感させられ、またこの業界の厳しさを身にしみて実感させられてしまいました。

仕事でのSEXは所詮ヤルだけだと気づいた私はAV男優になったことに対してひどく後悔したよ。相愛など微塵の欠片もないため相手との会話も世間話くらい。監督の指示を主にし、人前で見られるのは当たり前という撮影現場。その他も含めて何だか色んな事が嫌になった私はSEX自体が嫌いになり仕事もやめてしまった。

自慰をする機会が多く増えたのはそれからです。私は恋愛のSEXをした経験がほとんどない。そのため本当のSEXの気持ちよさというものを知らないのかもしれない。自慰をしている時の自分は恋愛SEXを想像しながら気持ち良くしている。とにかく心を通わせたSEXを想像している。一度でも良いから空想のSEXを体験してみたい。
私はもう若くはないためそのようなSEXにめぐり会うことはないと思う。過去を振り返ってみれば愛がない悲しい過去である。