死ぬかと思った、いや死んだ方がマシだった…。
慎太郎タイプの強さ誇示はEDの証
僕は、両足を頭の後ろに回せるほど体が柔らかいんです。
もう大筋は見えたかも知れませんね。
そうです。自分でフェラチオができるんです。
でもそれで最後までイッたことが無いんです。なぜなら気持ち良くなってくるとどうしても体が反ってくるからです。
何とかして最後までの快感を得てみたい、そう思ったバカな僕は、家族の留守に全裸で両足を頭に掛け、雑誌などを縛るビニール紐で軽く縛りました。
いつもなら足を解いてしまうタイミングを過ぎてもこれなら大丈夫と、口内発射の覚悟でしゃぶり続けました。
しかし無理に体を曲げた状態ではある程度以上の快感には辿り着けず、結局は紐を解いていつも通りにと思いました。
「あれっ、解けない…」軽く縛ったハズが、動いているうちに喰い込む位にキツクなってしまいました。いくらもがいても紐は解けずドンドン喰いこんでくる。力任せにちぎろうとしても痛みが増すだけで、鬱血した足先が冷たくなってくる。このままじゃ死んでしまうとマジで思いました。
カッターを取ろうにも机の上には届かず、隣の部屋にハサミを取りに行こうと、全裸で頭の後ろに両足を引っ掛けた状態のまま、腕の力だけで何とか移動を試みました。
廊下に出て、両親の寝室のドアを開けようともがいていた時、
「ただいまー!」玄関で妹と友達の子の声。早く寝室の中に隠れなくてはと焦るほど転がってしまい、アナル全開で妹と向き合う形になってしまいました。
「ギャーっっ!!!」轟く妹の悲鳴。後に妹はその時の状況を、B級ホラー映画の傑作「バスケットケース」で切り離された兄が顔と腕だけで這ってくるようだったと語っています。
恐怖の物体が実の兄だとわかった後の妹は、僕の紐を解くことよりも、友達に必死に口止めを懇願することで頭が一杯でした。
1年以上経った今でも妹の許しは得られず、二度と友人を家に連れてくることもありませんでした。今でも妹の学年の後輩たちが全員あの出来事を知っていて陰で大笑いされているような気がしてなりません。