元カレと後輩を4
ゆき
「最近、愛ちゃん雰囲気変わってきましたよね」
りゅうくんが、ポツリとそんなことを言い出したのは、その頃でした。
「そう?どんな風に変わってきた?」
「なんかあか抜けたって言うか…元々可愛い子ですけど、なんか更に可愛くなってきたって言うか…彼氏でも出来たんすかね?」
「気になる?」
「いや、おれにはゆきさんが居ますから」
一応、あたしの前ではそう答えていましたが、りゅうくんがあたしに他の子のことで、そんな風に言い出すのは、珍しいことでした。
愛ちゃんが、気になり始めているのは確かです。
そしてとうとう、その作戦を実行することを決めて、それを愛ちゃんにも伝えました。
ある意味、逆レイプ的でもありますが、りゅうくんは元々ドが付く程のM。
襲うよりも遥かに、襲われることに興奮するであろうことは、分かっていました。
当日は、あたしのマンションで3人だけの飲み会をすることにしました。
愛ちゃんは、りゅうくんの好きそうな、胸の大きく開いた、けれどフリルなどがついた白の可愛いカットソーとピンクのフンワリ系のミニスカートを着てきました。
元々、それほどお酒の強くないりゅうくんは、缶ビール数本で直ぐに酔っ払い、宅飲みの気安さからか、テーブルやソファーに寄り掛かったりするようになりました。
なのでりゅうくんが、うとうとしそうになった時、あたしと愛ちゃんはとうとう作戦を、実行することにしたんです。
まずは、あたしがりゅうくんに後ろから抱きつきました。
そうして、耳の付け根の辺りに息を吹き掛けたりしたんです。
りゅうくんは肩でピクリと反応して、テーブルに寄りかかっていた頭を起こしました。
「なにするんですかぁ、感じちゃうでしょ」
酔っていたりゅうくんは、へにゃりと笑いながら、あたしの方へ背中を寄りかからせてきました。
愛ちゃんは、羨望のような恥ずかしいような目で、それを見守っていました。
「感じちゃえばいいじゃん。いつもみたいに」
耳の後ろにキスをしながら、あたしはりゅうくんのおちんちんをズボンの上から触り始めようとしました。
「え?え?ちょっと…」
流石にりゅうくんはそれを止めようと、あたしの腕を掴みました。