幽霊と×××
結衣
夜急に目がさめると金縛りにあってた。
「うっ動けない…」
しかもナニか重いものが体にのってる。
勇気を出して目をあけると、ちょうど私の体の上に髪の長い和服(巫女のような服)を着た綺麗な顔の男の人が浮かんでいた。
「!!」
驚いた顔で彼を見つめていると。
『結衣、永い間ずっと君を見ていた。あの桜の樹の下で。』
切なそうな顔で話し続ける。
『もう見つめているだけでは堪えられない。今夜は君を僕の物にするために来た。愛しいてる。』
私がなおもこの状況に混乱していると、彼の顔がいつの間にか目の前まで迫っていた。
「っ…。」
『私の物になってくれ。』
いきなり私に覆いかぶさりキスをしてきた。
「んっ…///」
息ができない。
「ふっんっ…ん゛~~~」
やっとキスから私を解放してくれた。
『まだまだこんなものじゃすまないよ』
ニッコリ笑うとまたキスを再開した。
えっ!?私の口の中に彼の舌が入ってきたのだ。
「んんん~~!!」
動けない私は抵抗も出来ずにされるがままキスを受け入れるしかなかった。
『はっ…んっ』
更に激しくなってきたキスに私は金縛りとは違った痺れで動けなくなった。
下半身がとても疼いてくる。私がこの不思議な感覚に浸っていると。
『キスだけで感じてるの?結衣は敏感なんだね。クスッ』
「…///」
声がだせず否定もできず顔を真っ赤にしていると。
『あっ!ごめんね。声まで金縛りにしたら結衣の可愛い声が聞けないね。』
そして彼が手を私にかざすとす~っとのどの苦しさが消えていった。
「あっ…。声が。」
『もっと結衣の声を聞かせて。』
私の服の中に彼の冷たい手が滑るように入っていく。
「えっ?やっ…//」
胸まで入っていくと更に下着を脱がされ私の服はパンツだけになった。
『もっと聞かせて。結衣の可愛い声。』
「あっ。」
私の首もとから胸まで彼の舌が這ってきた。
「っ‥んっあぁ」
頭がおかしくなりそうだった。私は普通の女子高生なのにいきなり現れた幽霊に感じてしまっている。
彼が悲しそうな目で私を見つめていた。
『何考えてたの?今は俺だけを感じていて。俺以外なんて考えられないようにしてしまいたい。』
「…」
彼の顔から悲しさが消えていた。
「んっふっ‥ふぁあっ」
またキスが降りそそいできた。
『もっと感じさせてあげる。』
彼の手が下に降りていく、私の体を隠す最後の下着まで。
『もう濡れてるんだ。そんなにキスはよかった?』
「ちっ違うっ…//」
せいいっぱいの私の否定も軽く流された。
「あなたがいきなり現れて---」
『香夜(こうや)』
「えっ?」
『あなたじゃない香夜』
「香‥夜?」
『そう。もっと名前を呼んで。』
私の下着の中に香夜の手がはいってきた。
「香夜っ。なっナニして--あっだめっ。」
最近一番お気に入りの妄想です!
長~~くなりましたが続きはまた今度で。