初のドライオーガズム その4

・催眠編
基本的に、催眠の誘導に従うのですが、効果を高める為に、幾つか細かく意識します。
例えば、気持ちを落ち着ける時、呼吸することで肺の動きがわかる→普段わからない肺の動きがわかるのは、落ち着いているから→落ち着いているとで、心音や体の脈動を感じる→こんな細やかな動きがわかるのは、いつもより落ち着いているから。
手足の重さを感じるときは、手足の力がぬけ→力が入らないので、腕や足の元々の重さである5～10kgの重さがかかり（基準体重比より）→手足が重く感じる。
など体の感覚からフィードバックを受けて、ひとつずつ丁寧に催眠を行うことで、より深く暗示にかかることができます。
これは催眠術でよくある「手を強く握ることで、あなたの手は開かなくなる」といった身体機能を利用し、催眠と同じ結果を引き出し、あたかも暗示によるものだと思わせることで、催眠にかかっていると脳に強く錯覚させるのです。

・プレイ編
重要なのは、絶対に性器に触らないこと。
ドライオーガズムが確実になるという前提で、ドライまで諦めずに、ゆったりとした一定のペースを保つ（一定の刺激を保つことが重要で、一人だとこれが難しい）。
ここまで来ると、かなり敏感になっているでしょうから、絶頂しないように、全てのプレイを指示より遅く行う（1秒2cmぐらいの気持ちで、焦らすように）。
しっかりと時間をかけて、よくほぐす。
エネマグラ中に痛みを感じると、性感の妨げになる。
エネマグラまで絶頂しない、絶頂よりなるべく余裕をもって、落ち着ける。
エネマの締める緩めるを、エナジーオーガズムの呼吸で行う。
締める時に鼻から息をゆっくり吸い、この時エネマのあたる前立腺に、アナルの熱（エネルギー）が集まるイメージで行う。
緩める際は、口から息を細く吐き出す。
ドライの感覚が始まっても、頑張ってペースを保つ、歯を食い縛ってでも保つ、勝手に体が反能して制御できなくなるまでペースを保つ。
ドライが治まってきたら、エナジーの呼吸をする。
うまくいけば、これだけで再燃してイキ続けられる。

私の場合は、救急車のサイレンのドップラー効果のように、だんだん強くなるみたいに、小さく始まったドライが、反射して増幅するような感じに大きくなって、そこから降りてこられない感じでした。