第二章「悠香ちゃんの絶対的命令」
いちごじゃむ
僕は誰にも言わないと約束してもらって家へは帰ったものの、悠香ちゃんの言った「これから卒業までの間ずっと私の言う事聞いてもらうからね」と言う言葉が気掛かりでならなかった。
一体どんなことされるんだろう…
悠香ちゃんはギャル系の女の子ではなく、色白で肌はとても綺麗で目はパッチリしていて口元はキュッと引き締った可愛く綺麗でしっかりした顔つきで髪型はシャギーの入った肩下くらいのストレートでちょっと茶色っぽい髪の色の子で学校でも、とてもモテル女の子でした。
性格は同じクラスなのに余り話しした事無かったけど、僕が見た感じ大人しいけどハッキリしているって言う感じに見えていました。
夜になって寝ようとするけど今日の事を思い出すと中々寝付かずテレビをタイマーでつけて気をまぎらわせながら寝ることにしました。
翌日学校に行くと皆にばらされているのではと不安だったけど、悠香ちゃんは何も無かったような顔をしていました。
皆も何時もと変わらないので取り合えず一安心しました。
昼休みになったら悠香ちゃんが僕の机の横を通る振りして机の中に何か入れてきました。
そこにはこう書いてありました「アンタの携帯の番号とメアドをメモして私の机の中に入れて」
僕は言う通りに誰にも見つからないように書いたメモを悠香ちゃんの机の中に入れた。
暫くするとメールが来てそこには「今日中に部活止めて私が言う所で毎日私が行くまで待っててね」とのことでした。
私が学校生活を何事も無く卒業するには悠香ちゃんの言う事をなんでも聞くしか残された道はないので、それに従うしか有りませんでした。