この前のつづきです

ボクはキスをしながら右手を彼女の下半身に忍ばせた。クリを探してラビアを掻き分けると、さっきまでの風呂のお湯とは明らかに違った、ぬめりのある液体が指にまとわり付いてクチュクチュと音を立てた。そしてクリを探し当て、優しく弄ぶ。ボクの指が擦れる度に彼女のそれは大きくなり、剥き出しになってくる。彼女の「あアァァ…ン」と可愛い猫の様な声が発せられる度、力を失っていた僕のペニスも硬さを取り戻す。彼女がイキそうになると、意地悪くボクはその指を離し、愛液の溢れる入り口に指を差し込んだ。指先を少し曲げてその内壁をくまなく擦りながら出し入れし、あるポイントを探しだすと、さえは再び声をあげる。（ここか？）ボクはそこを重点的に擦りだした。彼女の腰が独りでに動き出す。すかさずボクはクリに舌を這わす。いやらしい液を更に溢れ出させ、ボクは舌の動きを一層速めた。犬のそれよりも速い動きに彼女の甘く切ない、そしていやらしい声が止まらなくなる。「あぁぁ～っ イヤ、イヤっ…」そう言いながら腰を突き上げる。容赦ない指と舌の動きに絶えられず、さえはボクの顔を払いのけるように足を閉じ、体を硬直させた。彼女の内壁が指を締め付ける。声が消え、大きな呼吸だけが続く。意地悪な「イッた？」の質問にまだ答えられない。フフッ、イッたんだね。かわいいよ、さえ。

さえの呼吸が落ち着いたところでもう一度クリを舐めようとすると、「ダメ、まだくすぐったいの」 そう言うので、
「だったら綺麗にしてあげる」 こう答えた。
いやらしい液はお尻の後ろまで流れ、糸を引きながらシ－ツを濡らしていた。ボクはそれを、蜜をすするように舐めた。アナルのしわの一つ一つから、ラビアのヒダの中まで丁寧に舐めていると、さえは再びいやらしい声をあげ始めた。
「私も舐めたいの」そう言ってペニスにむしゃぶりつく。
お互いの硬さが元に戻ると、二人は耐え切れず、唇を離し、結合の体勢をとった。大きく広げられたさえの股間にボクのペニスが突き刺さる。ボクはそれに答えるように腰を動かす。二人の意識は結合部だけに集中し、何も考えられなくなる。ボクがイキそうになる度、ペ-スを緩めて体位を変える。その時僅かに二人の意識が現実に戻る。しかしすぐにまた意識は遠退いてしまう。
何度繰り返しただろうか。だがもう二人にそんな余裕は無くなり、ボクは彼女を仰向けに寝かせた。そして彼女の足をＭ字に大きく開かせ、渾身の力をこめて腰を振った。声にならない声が二人の喉の奥から搾り出される。（さえ、イクよ イクよ） （ああ、ミキ、来て、来て。）二人の思いが最高に達した。ボクはさえをきつく抱きしめ、ペニスを彼女の最奥部に突き刺した。そして何度も何度も脈打たせながらボクの精液を注ぎ込んだ。さえも体中を震わせてそれを受け止めた。…

さえのラビアから流れ出る、一つに混じり合った二人の体液を拭う事も出来ないまま、二人は深い眠りについた。