ホテルで⑤
結衣
―――
〔結衣〕
シャワーをかけたら少しは静かになったのでリンス再開。
『脱ぐ位いいだろっつーの。』
「そんなこと言ってるとリンス地肌につけますよ。」
毛先にじゃなくて地肌に付けてしまおうか。
そしてシャワーでまた髪を洗ってシャンプー終了。
私は髪の毛がペタッとしている龍夜さんをまじまじと見た。
『…なんだ?』
「ん~龍夜さん髪の毛下がるとさっきより若く見えるなぁ~って。下げた方が可愛いですね。」
『可愛いって…少しも嬉しくない褒め言葉だな。』
龍夜さんが少し嫌そうにいった。
「可愛いのいいじゃないですか。ところで龍夜さんて何歳なんですか?」
ふと疑問に思っていたことを聞いた。
『23だけど。』
「若っ!始めもっと年上だと思ったのに。」
髪だってワックスで固めてたし。服もホストみたいにさらっと着こなしてたから20代後半だと思った。
『若くてわるかったな。それよりお前こそいくつなんだ?というより名前何?』
今更?もっと早く疑問に思ってほしかった。
「…18歳です。名前は結衣。如月結衣です。」
『結衣ね~。覚えておいてやるよ。』
俺様発言!?空調が効いているのでそこまで寒くはないが流石に濡れたまま浴室にいると湯冷めしそうだ。
「シャンプーも終わったし私先に上がってーー」
グイッ
腕を掴まれた。
『はぁ?フロ一緒に入るに決まってんだろ。』
そのまま引っ張られて一緒に湯舟に引き込まれた。
バシャンッ
「わっ!」
いきなり入ったのでタオルがはだけてしまった。
慌ててタオルを探そうと湯舟の中を手でさぐる。
『おまっ!結衣大人しくしろよっ。』
「えっ?ごめんなさい、た、タオルが。」
そのまま探していると手の先になにかが当たった。
「あっ、タオル。」
『っ!!』
「あれっ?υ」
掴んでみると柔らかいというか固いというか…。
.
.
.
「わあぁぁぁ゛!?」
『くっ…υお前握るなっつうの!』
「たたた、タオル探してて、タオルおもったらタオルじゃなくて℃¥$」
間違ってとんでもないモノを掴んでしまった。私は慌てて言い訳しようとしたけど声が出なくて口がぱくぱく動くだけだった。
『…ニヤッ。処女のくせにいい度胸じゃん。』
わ~違うんです誤解なんです。処女は当たってるけど別にいやらしい意味じゃなくて!
声にしたくてもなかなか言葉に頭が変換してくれない。
『ベットまで我慢できないならここでしてやろうか?』
そのまま私はお風呂のはじまで追い詰められた。
龍夜の手が私の頬にそえられる。
だんだん龍夜の顔が近くなってくる。
『結衣は淫乱だな。』
「///」
耳元でささやかれた。
そして唇を塞がれた。
「んっ//」
逃げようとしても腕を掴まれて動けない。
「んっんっ…ん」
息ができなくて苦しい。やっと龍夜の唇が離れて酸素を取り込もうと口をひらくと、今度は龍夜の舌が入ってきた。
「ぁっんっ…苦し。」
私の舌も簡単に龍夜に絡め取られてしまう。嫌なはずなのに、だんだん龍夜のキスにうけこたえてしまった。
チュクッ
どちらとも言えない唾液がつーっと私の喉に垂れた。
『ふっ。結衣の顔ヤラシッ。』
唇を離されて龍夜がささやいた。
「なっ…//」
反論しようとしたら龍夜が首に顔を近づけ耳を噛んだ。
ガリッ
「イっ…」
痛がって目をギュッとつぶるとすぐにまた龍夜が耳を嘗めてきた。
「ヤッ…めてっ‥あっ//」
ピチャッ
わざと音が出るように嘗めて濡れた音が浴室に響いた。
『声押さえないでもっとだせよ。』
そんなこと言われたって恥ずかしすぎて無理っ。
それでも声を抑えていると乳首をぎゅっと掴まれて思わず声を出してしまった。
「あっ…んっアァッ」
『もっと鳴けよ。』
龍夜が胸に舌を這わせてもう片方の胸は指で紋だ。
始めて感じる快感に頭がぼーっとして何も抵抗できず与えられる快感によいしれていた。
『もうこここんなにコリコリになってる。』
「っ‥言わ…ないっで///」
恥ずかしすぎて頭がおかしくなりそう。今日始めて会ったのにこんなことするなんて。
龍夜の指がお腹をはってだんだん下にきて、足の付け根を撫でてきた。
「んっ…アッ///」
『ほらっ、どこ触ってほしいのか言えよ。』
そんなこと言えるはずないっ///。本当に頭がぼーっとしてきて、龍夜の声が遠くから聞こえるような気がした。
「もっ…らめっ…」
バシャンッ!!!私は、お湯の中に吸い込まれながら、あぁっこんなとこで気を失ったら絶対ヤラレちゃうと頭の中では冷静に考えていた。
エロ頑張ってみました。(笑)
コメントありがとうございます!龍夜の歳は23歳です。