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ホテルで⑩

結衣

〔龍夜〕
「…っ、はっあっ」
結衣が俺の下で顔を赤くし息をきらしている。

「あっ//--んっ」
結衣のナカから俺のを引き抜くとまた結衣が切なく声をあげた。

顔にかかっている結衣の髪を整え龍夜がキスを落としていく。
「んっアッりゅぅ、や」
『これで結衣は俺の物だからな。もう他の男なんかには触らせない。』

結衣が少しびっくりした顔をしたが、すぐに微笑みかえした。
「龍夜さん以外好きになんかならないよ。だって私のハジメテは龍夜さんだもん。」

『お前、またさんて---』
チュッ
結衣がいきなりキスをしてきて俺の言葉を遮った。
そのキスは下手っくそで鳥のついばむようなキスだった。
『///なっ』
ニコッ
結衣は悪戯した子供みたいな笑顔をみせるとすぐに目がとろんとしてすぐにスースーと寝息をたてた。

『…反則じゃねっ?』
こんな子供のキスなのに顔を真っ赤にしてる自分に戸惑いながらいった。
しかも、した本人は寝息をたてて寝ているしまつ。これでも俺かなり手加減したつもりだったんだけどな。

『これからは覚悟しとけよ。こんなもんじゃ済まさないからな。』
『愛してるよ。結衣。』
寝ている結衣に言った。
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長い間見てくれた皆さんありがとうございました。
本当はこのあとに結衣が起きて姉の結婚式に行かなきゃいけなかったりとかバタバタしている所を書きたかったんですが、とりあえず句切がいいここでENDにさせて貰います。
また機会があったら続き書きたいな。