電車の中は
結衣
ついて行った先にはトイレがあった。
余り使われることがないのか周りには人が全然居なかった。
そのまま男子トイレに引っ張られる。
「あのっ」
『何ですか?』
「ここ男子トイレ…」
『そうですね。私は男ですから。』
ニッコリ
「いゃっ…私は女---」
私は個室の洋式トイレに連れ込まれた。
『ここなら、そうそう人はきません。』
腕をグイッと引っ張られ男の人の胸に抱き留められいきなりキスをされた。
「んっ…ふっぁ」
奪うような強引なキス。
『ずっとあなたをこうしてみたかった。』
息つく暇もなくまた唇を奪われる。
「あっ…ヤッ//」
『とても可愛いですよ。もっとあなたが欲しい。』
「っ//」
キスをしながら手が段々フトモモに下がり下着に手がかかった。
「んっ---ぁダメッ」
『こんなここを濡らしてるのに駄目なんですか?』
チュクッ
指で濡れた所を掻き回される。
「ぁんっ…アッ」
あの電車の中甘いシビレがまた体を襲う。
私は蓋をしたトイレの上に座らせた。
『足開いてください。』
「//っやっ」
そんな恥ずかしいことしたことないっ。
私がそのまま俯いていると。
『しかたないですね。私がしてあげます。』
膝を掴まれて足を開かされる。
「やっ…だ」
『すごくよく見えますよ。また濡れてきたみたいですね。』
そういって下着も脱がさる。
「っ---見ないで下さい///」
『どうして?ほら、もうあふれてる。』
彼が指で絡めとる。
「アッんっ」
『またそんな可愛い声で鳴いて、私ももう我慢できませんよ?』
彼のモノが私のアソコにあてがわれた。
「んっ…アッ」
『少し我慢してくださいね。』
ゆっくりと中に入っていく。
「はぁっアッ…アッんっ」
『すごく締め付けますよ。』
「ヤッ…いわっなぃで//っんアッアッ」
少し動かされただけななに声が漏れる。
首筋にキスを落とされる。
「っぁ…もうアッ」
『気持ちいいですか?私もそろそろ限界ですっ』
さらに早く腰を打ち付けられる。
私は彼の首にしがみついた。
「はっアッアッ…もぅっダメッ‥ヤッあぁイッちゃ…う//」
『今度は一緒にイキましょう。』
私の体がビクンッと跳ねてイッてしまった。
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その後彼はきちんと私の服を整えて直してくれた。
「っ///ありがとうございます。」
『いえいえ。』
またあの爽やかな笑顔で言われた。
う~カッコイイ。
『本当は家に連れ込んで襲いたいぐらいでしたけど、無断外泊はいけませんからね。』
「おそっ//」
『結衣さんに迷惑かけたくなかったですし。』
痴漢してトイレに連れ込んだのは迷惑にはいらないんだろうか?
…ん?。
なんで私の名前知って。
『なんで私の名前知ってるんですかって顔してますね。クスクスッ//これに書いてありました。』
そういって生徒手帳を出した。
「それっ私の!?」
そのままスーツの内ポケットに入れられる。
『これはまた今度会う時まで預かります。』
「えっ?」
『また会ってくれますか?』
お、脅されてるの私?
「…はぃっ。」
私にほかの返事をする権限は無いらしい。
『聞き分けのいい子ですね。』
そのまま抱きしめられた。
『次会った時はこんなもんじゃすみませんからね。』
「//あのっいつもこんなことしてるんですか?」
キョトンとして彼は私を見つめた。
『まさか。こんなことしたの始めてですし結衣さんにしかしませんよ。』
また唇に軽いくちづけをされる。
「っ//わっ、私もいつもこんなことしてる訳じゃない…ですから//」
軽い女だって思われたくはなかった。
『クスッ分かってますよ。そんなこと。毎日電車でみてましたから。』
それってストーカーじゃ?
『それじゃあそろそろいきましょうか?タクシーで送ります。』
「そんな悪いですっ。」
ここからならそんなに家まで遠くないしタクシーなんて使わなくても帰れる。
『駄目です。また俺みたいなのに襲われたら大変ですからね。』
「そうですね。」
そして私はまた彼に引っ張られてトイレを出た。
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END
これで今回の読み切りは終わりです。
結局彼の名前書かないでおわっちゃった(笑)
次は、昔かいた桜の話しの続き書きたいな~。