保健室で…つづき
香織
しばらく無言が続きました。
私は、カーテンの向こうで男子がおちんちんを出してオナニーしてる状況が信じられず、でも聞いていることがバレてはいけないと思い、ピクリとも動けませんでした。
『気持ちいい?』
先生が声を掛けました。
「…先生…ちょっと擦れて痛い」
『そうか…男性はローションを使ったりするもんね…』
独り言のようにつぶやく先生。
『うん、そうか、じゃあちょっと待って』
イスから立ち上がる音がしました。
「え?先生、ちょっと!」
『声!出しちゃダメ』
男子の慌てるような声がしたかと思うと、静かになりました。
どうしたのか気になって聞き耳を立てていると、ジュルルルっという液体をすする音が聞こえてきました。
ジュルルル…ジュルルル…
「先生…気持ちいいです』
男子のこらえる声が苦しそうでした。
まだセックスの経験がなかった私にも、知識でしかなかったフェラチオを先生がしているんだということは分かりました。