拘束して…
ゆう
友達の女の子と、夜中に車で2人っきりだった日のこと。
彼女に何があったのかは知らないけど、いつもとは違う雰囲気。
なんとなく繋いだ手をそっと口元に持っていき、彼女の指先をパクッ…。
そのまま指全体を舐めまわし、指と指の間の部分を舌先でチロチロ…。
『何してんの…?』
と半ば呆れた様子で訊ねてきた彼女の言葉を無視して、指の股の部分を舌先で責め続ける…。
『あは…なんか変な感じ…』
彼女の言葉をキッカケに右手で彼女の内股をゆっくりさする。
『ちょっと…』
彼女の口先の抵抗には耳を貸さず、内股に伸ばした指先に神経を集中させる。
内股は嫌がっていない。
確信すると指先に力を込め刺激する。
彼女の指先はまだ這うように動き回る舌に濡らされている。
『あん…ダメよ…』
彼女がまた口先だけの台詞を吐く。
それを阻止するため…唇を重ねる。
時々ワザと唇をズラして口の端にキスすると、彼女の唇が吸い寄せられるように追いかけてくる…。
彼女の口の中を探検する舌先…。
上の歯の一つ一つを…下の歯の一つ一つを…丹念に舌先で辿ってゆく。
『…んっ…あっ…んっ…』
時々彼女が吐息をもらし、それに合わせて内股に伸ばした指先に力を込める。
いつの間にか彼女が伸ばした腕が背中に絡みつき、片方の手が頭を…もう片方の手が背中を這い回る。
一時間…二時間…
ジリジリと内股が彼女の中心部へと近づいてゆく…。
あっ…
彼女の湿気を帯びた下腹部に辿り着いたところで急に太股がピタッと合わさり、伸ばした手はまったく動けなくなった。
『はい、ここまで!』
スイッチを切り替え、明るい笑顔を浮かべた“友人”がそこにいた。
あの日から…。
拘束椅子に固定した“友人”を時間を掛けてソノ気にさせ、汚してみたいという妄想に取り憑かれている。