車の中で…②
トン
停まった車の中で、ちぇると向き合い。
『今日はともかく…僕はちぇるに触れる資格はあるのかな…?』
まずは一番気になることを聞いてみた。
ちぇるはコクリと肯いてくれた。
『そっか!ありがとう!』
思わず顔がニヤついてしまったのが自分でもわかった。
『じゃあ…本当かどうか…』
“調子に乗っちゃった”…なんて言い訳を用意しながら、ちぇるに手を差し出す。
差し出した手をちぇるの手へと伸ばす…。
ちぇるはキョトンとした様子で僕を見つめている。
ちぇるの手を握る。
想像以上に小さな手だった。
『小さな手だね…』
思わず呟くと
『みんなに言われるよ…』
と、ちぇるが笑顔を浮かべる。
嫌がる素振りを見せないちぇるに気を良くした僕は…
『ちぇる…本当にえっちなことしたいの?』
と、その手を握り締めたまま問い掛けた。
『…うん』
ちぇるが照れながら小さく肯く。
2人の間に横たわる肘掛けを跳ね上げ、上体をちぇるの方へと向ける。
自由度を増した右手をちぇるの手から離し…そっとその胸の膨らみへと移動させてみる。
ちぇるは離された手を口元へ移動させ、俯いたものの、嫌がる素振りは見せない。
グッと右手に力を込めてみる。
ほとんどブラのパッドの感触しか無かったが、ちぇるが熱い吐息を漏らしたのがわかり、体の奥が熱くなる。
まだ周りに車の影はないが、徐々に駐車スペースは埋まっていっている。
『ちぇる…2列目に行く…?』
“続ける…?”
という意味で問い掛ける。
ちぇるが肯き、2人で後部席へと移動する。
ちぇるを抱き寄せ、Tシャツの裾から右手を差し入れると、その手をブラの下に潜り込ませ、柔らかな感触を直に味わう…。
指先で乳首を探り当て、親指と人差し指で摘むと、コリコリと悪戯をしかける…。
髪が乱れ、色っぽさを感じるちぇるの、可愛い唇が熱い吐息を継続的に漏らし始める…。
今度は人差し指と中指の間に乳首を挟み込み、乳房全体を握るように愛撫する…。
『ヒッヒッヒッ…』
ちぇるの熱い吐息が喘ぎに変わり、僕の下半身も充血を始める。
ただ…、このままだとフロントガラスの正面からは丸見えの状態だ…。
悪戯する手を休憩させ、ちぇるにもう一列後ろへ移動するか訊いてみる。
“勿論”…といった意志を表すように、ちぇるが大きく肯いた。
2人して2列目の背もたれを跨ぎ越え、3列目へと潜り込む…。