二人でオナニーしていたら
天気は晴れ
一日の授業も終わり部活の時間が始まったのだが今日はなんだがやる気がでない。そんな不真面目な気持ちで仕方なく今日も部活に出るのだが外では今にも雨が降りそうな感じで風邪も冷たい。
準備体操の中、同じ気持ちの友人D君は『俺だるいから部室で休んでくる。先輩には言うなよ?』と言葉を残しつつ運動場を後にする。どうせまた部室でタバコを吸うのだろう。俺もタバコを一本もらおうと思いこっそりと部室に向かうことにした。
誰にも見つからないように部室の扉を音を立てないようにあける。部屋にいたのはもちろんD君一人だがこちらに気づいていない。少し驚かせてやろうと思いそっと声を掛けようとした時
『OH!K先輩~K先輩~!!』
とD君が変な奇声を発している。見ればD君はなんとオナニーをしているではないか!
逆に驚かされた俺は思わず大声で『ハァ!?お前なにしとるん!』と言ってしまった。『うぉッ!!驚かすな…お前かよ~』となぜか安心していたD君は理由を聞くところ『K先輩を見ていたらオナニーしたくなったんや~!ホント犯したい!』と猛烈に我慢ができなかったらしいのだ。
K先輩とは同じ部活の先輩でもり女部長でもある。外見からの容姿を買われ芸能界にスカウトをされたほどの人なのだが性格はきつい。スカウトは断ったが、もしグラビアで活躍することになれば想像しただけで股間が膨張してきそうだ。
俺が『たしかにK先輩は美人だよなぁ~』と言うとD君は『お前も一緒にオナニーしようぜ!』と俺を誘う。少し我慢できなかった俺は一緒になってオナニーを開始することに。
俺の頭の中はK先輩でいっぱいになってきた。部活を忘れそこからさらに妄想が広がる。となりにいるD君は絶頂が近いのだろう大声で『OH!YAH!OH!YAH!K先輩~ッ!!』と連呼している。
俺ももう絶頂に達するかも…と思ったその時、扉のガラス越しに誰かが立っていることに気づく。まさかと思ったが、扉が開きそこに現れたのはオカズにしていたK先輩である。
『男子!部活サボってなにして…』叱る声が途中で止まる。なぜなら目の前にあるのは、俺の空にそびえる黒金の城が一つと友人のもの。見られた。確実に見られたにちがいない。先輩の表情はかなり引いている。しかし、そこにK先輩がいることにD君は夢中で気づかなかったのだろう。『OH!YAH!OH!YAH!K先輩~ッ!いく~ッ!!』と目の前で連呼しながら射精まで辿りついてしまった。
『馬鹿野郎~ッ!』と心の中で叫んだが時すでに遅し。K先輩は今にも泣きそうな顔で部室から走り去った。『やべぇ…』と思った俺だが扉が閉まる音に気づいたD君は『まさか今誰か来てたん!?』と少し満足そうな顔で俺に尋ねる。
事情を説明したら俺よりとまどった様子だった。
はっきり言って俺は明日から部活に出ることはできない!
これって、やっぱり俺たちが悪いのかな??
まさかこんなことになるなんて…