幼馴染の妹Ⅰ
のろ
今回はかなり長いので、わけて投稿します。お許しを!
連休で実家に帰って久しぶりに幼馴染の家に泊まりにいった時だ
友達には妹がいて、何気に俺はその子が好きなのだが気付かれるのがはずくて
「大学にいって何処かで一人暮らししてるらしい」くらいしか聞いていなかった。
そんな彼女も丁度帰っていて久しぶりの再会で大きくなってるのにびっくりしたよ( ̄◇ ̄)エッ
いつも人の背中にくっついて歩いてた女の子がもう大学生
小さい時から可愛かった○○は、大人の魅力も重なって俺の知ってるなかでは1番「いい女」に見えた
大きくなっても変わらない笑顔に「のろ兄ちゃん」と呼ばれると昔に戻ったような気になり
ふと、小さい頃「○○ちゃんは大きくなったら何になりたい?」と聞いたとき
「のろちゃんのおよめさん(*ノノ)キャッ」と言ってた頃を思い出した^^;
そういえば遊びに行った時に出会い頭にいきなり(^з^)-☆Chu!!ってされたっけ(笑)
思えばあれがファースト(^・^)キスだったな(微笑)
話をしててもうひとつ驚いたのは今俺が住んでる近くにいたということ。てか同じ駅だったりしたことだ
驚く俺をよそにおばさん達は「あら 偶然ね それなら安心だわ~」と笑っている
(「安心」かどうかは…答えようがなかったりするヾ(・・;)ォィォィ)
そんな彼女から「近いんだから今度遊びに連れてってよ」と言われ、その笑顔にドキリとする俺…
「何そんな言い方して」とおばさんに怒られ、舌を出して笑う彼女
久しぶりだったのもあって話はつきない。気が付けばもう夜中でそろそろ寝ようという話になり
幼馴染の部屋に行き、用意された布団に入って眠りについた。
どれくらいたったかな?トイレで起きた俺は静かな廊下を歩いていると
○○ちゃんの部屋から「あゆ」の『No way to say』と一緒になにやら声が聞こえる
彼氏と電話で話してるのか?と思いながら部屋を通り過ぎようとしたとき
○○ちゃんのかすれた小さな声で「のろ兄ちゃん、もっと愛して」と聞こえて(◎o◎)ドキッとした
ドキドキしながら聞耳をたてると…
○○ちゃんの小刻みな吐息と、今まで聞いたことのない彼女の甘い声が聞こえてくる
その言葉の中には確かに俺の名前が入ってるじゃないか!!!
気が付いた時には彼女の部屋のドアをノックしていた俺
急に声がなくなり、あゆの曲が流れる部屋から「はい」と彼女の小さな声が聞こえる
「開けるよ」と言いながらドアを開けると、今まで流れていた曲が少し大きく廊下に響き
その中には彼女の驚いた顔があった
目が合うと真っ赤になった顔をそらして「聞かれちゃった?」と呟いた○○
俺はどう答えるべきか考えながら「あ この曲いいよね 俺もよく聞くよ」と話を変えようとしたのだが
彼女は立ち上がりながら「そうじゃなくて。。。あたし子供じゃないし今でものろ兄ちゃんが
好きなんだよ」と抱きついてきた。
この急展開すぎる状況に対処できないままの俺は完全にパニクってる
彼女は「今の大学にしたのも近くに住みたくて、お母さん達には言ってないけど住所とかのろ兄ちゃんの
おばさんに聞いてそこにしたの」ともいっているが、俺はまだ自分を取り戻していない...
そんな俺に気が付いたのか彼女は「こんなエロい女じゃイヤだよね」と悲しそうに呟いてた
俺は「いや…ビックリしただけ…いや..その..嬉しいよ...マジに」というのがやっとだった
彼女は恥かしそうにしながら「いつもこうやってた…でもまだ経験ないんだ…のろ兄ちゃんが
最初の人ってずっと思ってたから..」と話してくれた時、俺は彼女を強く抱きしめていた
つづく