自己投影…例②その2
○○
『…うぉ、大胆。…すげぇな!切なそうな表情がそそるし…』
先輩の生唾を飲む音が実際に聞こえてきそうだった。
『今度はもっと大胆なことして貰いますから』
先輩の手から携帯を受け取り笑ってみる。
…さて、準備は出来ただろうか?
カジュに電話をすると、ちょうどモニターにしたテレビの上にセットしたビデオカメラに向かって1人遊びを始めたところだった。
『何をしたらいいか解ってる?』
『解ってる…』
『最後は…ちゃんと出来る?』
『うん、頑張る…』
後で送られてきたビデオを見ると、携帯でそんな会話をしている様子も確認できた。
ビデオの中のカジュは始めにカメラに向かって真面目に挨拶をすると、徐々にスカートから伸びる脚を大きく広げ、その中心部のピンクのパンティを晒すと、カメラ目線のままそこに手を這わせ始めた。
きっとカメラのレンズの向こうに見たこともない男達の視線を感じ、欲情しているのだろう…。
やがて指先がピンクの布地の下でモゾモゾと動きだし、左手が衣服の下に潜り込み、胸を刺激し始める。
しばらくすると、どんどん服を脱ぎ始め、全裸になりお気に入りの玩具まで使い出した。
途中、電話でリクエストした通り四つん這いになり、僕のお気に入りの大きめなヒップをカメラに向かって突き出し、後ろの穴も丸見えになるようなポーズを取る。
(続く…)