スナックの聖母4
さおくん
けいちゃんは以前からも商売柄もそうですが、私が若者であるのをいいことに、おちょくるようにして、下ネタ話や、わざとボディタッチをしてきていたので、その都度、「アホか!(笑)」と流していました。
そのため、またか?と思っていたのですが、何だか雰囲気が違ったので、「何かって何が?」と返すと、ママが『いや、この前君のパンツを洗濯しようと思ってたら、なんかねっとり濡れとるやないの。あたしびっくりしてさ。』『さおくん、もう、しこしこ出来るようなったん?』と聞くので、しこしこ=オナニー?=エッチ=悪という思考だったので、拒否反応的に「違う!知らんよ!本当に」と半ば、半べそかいて弁明した覚えがあります。
すると、ママは『なんでぇ~?いいじゃん。それぐらい。いいことじゃないの?』『とりあえず、あれは、しこしこしたわけじゃなかったのね。じゃあ、朝におちんちんが硬くなるやつか、夢精したんやな~?あ~、やらし~(笑)』
この時、私はテンパっていました。
『保健でやったやろ?精子が出せるようになったんやね。これから暇つぶしにめっちゃしこしこ出来るね!』と、玄人の女ならではの悟った発言が続き、『あたしが抜いたろか?』と聞いてきて、「え?ちょっと、分からんよ。」『いいの!大丈夫だし、気持ちいいし、そうゆうのは男は、はよしとけば、そんだけええのやで。けいちゃんに任し。』と手慣れた感じ…。
今でもはっきり覚えてます。
この会話。
今にして考えると稀有な体験でしたが、商売柄もそうだし、私自身もそうゆう風に必然的に向いていたのかもしれません…。
母親ではないので、確かに1人の女の人って目線だったし、小学生みたいに抱きついたり、耳掻きしてもらって、甘えてたりはしていたので、ケイコママに興味がないわけではありませんでした。
夕方4時過ぎで、店の時間まではまだ余裕のあるあの時間帯。
椅子に座らされ、ママが嬉しそうに、ニヤニヤしながら、『ん?どうした?緊張しとるのか?恥ずかしいのか?』『今から気持ちよくて、楽しく、保健の授業したるわ。(笑)勉強しぃな』
続