空想…②
トン
少しボケ気味になった背景から浮かび上がる少女の表情を捉え、シャッターを切る。
『ちぇる…ちょっとエッチなポーズもとってみようか?』
一旦ファインダーから顔を離し、少女に話しかける。
『…うん、いーぉ!どうすればいいのかな?』
顔をちょっと傾けた少女が照れ笑いを浮かべたまま指示を待っている。
『ん。まず…座っちゃおっか?…体育座りってわかる?うん、そう…んじゃそのまま手を後ろについて…胸を張って…顔はコッチにね…そうそう!』
少女の斜め横にうつ伏せに寝転びながら、カメラを構える。
合わせた膝から伸びる脚をハの字に開かせ、その左足の方から少女を捉える。
太股のあたりにかろうじて掛かるミニスカのナース服の下から、張りのある内股と、その付け根あたりでプクッと膨らんだ可愛い柄の下着が写り込む。
カメラの位置を…構える体の位置を変えながら何度もシャッターを切る。
少女の目が段々と艶やかに妖しい光を帯びてくる。
『ちぇる…ちゃんとレンズを見て…そう…あれぇ?目が段々えっちくなってきたよ?どうしたのかなぁ…?』
撮られる…見られるのが好きな少女の性癖を知りながら、敢えてとぼけた言葉をかける。
『…ん…だって…。トンの声もえっちくなってるよっ!』
恥ずかしいのか反撃を試みる少女。
『うん。だってちぇるのそんな姿見てたら…誰でもえっちくなっちゃうって!』
素直に答える。
『ぁん…そんなコト言われたら濡れちゃうョ…』
少女の顔が少し歪む…。
『…だってホントだし。ねぇ…どこが濡れちゃうのかなぁ…』
ドキドキしながら次のステージに少女を誘う。
『…恥ずかしいトコ』
少女が俯く。
『恥ずかしいトコ?どこかな…?どんな風になってるか…撮ってみようか?』
合わさった膝に手をかけ左右に開かせる…。
可愛いぃ下着が丸見えになる。
なるほど、その中心部には恥ずかしいシミが…。
『ほらっ!恥ずかしいトコちゃんと見せてっ!』
シャッターを切りながら声を掛ける。
『ァン…恥ずかしいョ…』
口では羞恥心を表しながら、少女の右手の指先が下着にかかり…徐々に恥ずかしい部分を晒していく…。
『もっと…もっとよく見せて…』
自分でもイヤラシイ声になっているのが解る。
『…ァン…恥ずかしぃ…恥ずかしいョ…』
少女の声も色っぽさを増す。
ズラされた下着には糸を引くように少女の涎が…。
《つづく》