空想…⑥
トン
『ちぇる…舌を伸ばして…ちゃんと見て…』
ついつい荒くなる吐息交じりに言いながら…透明で粘ついた液を垂らしながらドクドクと脈打つ肉棒を少女の伸ばした舌先に擦りつけ…スッと離す…。
透明な糸が少女の舌先と脈打つ肉棒の間でフルフルと震える…。
見ると、少女の眉間が苦悶の表情を作り上げている…。
『…ちぇる…苦いの…?…苦くてマズいの…?』
少女は一瞬戸惑いを見せ…小さく肯いた。
『…そう…苦いよね…マズいよね…トンはちぇるが他の男と色んな事を体験する度に…そんな苦い気分になるんだよ…でも聞かずにはいられない…し、聞かされて嫉妬する度にちぇるの事が好きになる…こんなに感じてしまう…バカだろ?』
自分でもコントロール出来ない…完全に持て余している性癖を告白するだけで、透明なツユがタラタラと流れ出す…。
『…トン…トンのなら…美味しくなくても嬉しいョ…』
少女の健気な言葉に素直に喜べない自分がいる…。
『ねぇ、この間話してくれた…遊びに行って寝ぼけている時に、他の男に胸を揉まれて…オマンコ指でグチュグチュされて…思わず喘いだせいでオチンチンでグリグリ…先っぽまで入れられた時…ちぇるが急に嫌がって暴れたから止めてくれたって言ってたけど…その時、男は本当にすぐ諦めたの?…違うよね?…ちぇるが“お口なら”って気持ち良くしてあげたんだよね?…その時…その可愛いお口にいっぱい出されたの?…ゴックンしてあげたの?…ちぇる?』
堪えきれずに訊いていた。
少女の眼前で、自分でも信じられない程膨張した肉棒は、今にも破裂してしまいそうだ…。
『トン…ごめんね…ちぇるお口で気持ち良くしてあげたの…他の人に…本当にズコズコされるのはイヤだったから…そしたら…お口の中にいっぱい出されて…でもマズかったし吐き出したんだよ…』
少女が苦々しい…といった表情を浮かべながら告白を終えた。
『…ちぇる。トンの事…いつも言ってくれてるみたいに…本当に好きならその男以上に気持ち良くして!…トンが吐き出した欲望を全部飲み込んで!』
言いながら少女の頭を掴み、温かい口の中に肉棒を突き立てた…。
『ッン…ンァ…ングッ…』
少女が苦しげな表情を浮かべながらも、必死で肉棒からの欲望の放出を促そうとお口を…舌を…拙いながらも一生懸命使い始める…。
『ちぇる…気持ち良いょ…もうすぐ…もう…イッちゃうょ…ァッ…ァアッ…出るっ!』