『モナカ…?』②
トン
『欲しい…』
と呟いたタカコを座ったまま抱き寄せながら
『可愛いぃね』
と言ってキスをする。
言葉に嘘はなく、いじらしい態度に更に分身の硬度は増す。
それをタカコの手のひらに意識させながら、耳元でもう一度
『可愛いぃよ…』
と囁きながら左手で頭を、右手で背中をさする。
『あんっ…』
もう声を上げ始めるタカコ…。
付き合い始めた頃に、一番の性感帯を探り当てようと、全身をくまなく刺激してやる内に、それこそ全身が性感帯だと発する声で知らせてきたタカコ。
勿論、ポイントによって強く…弱く…激しく…掠めるように…など、攻め方は変える必要がある。
それは同じポイントでも、高揚感の上昇度で変わってくる。
先ずは囁いた耳元に唇を添える…
『ハァハァ…』
と、こちらの高揚感を大袈裟に伝えながら背中をゆっくりとさする。
唇で耳を軽く噛みながら、頭の後ろに回していた左手を首へ…タカコの右の耳元へ…
『ん…ううん…』
タカコの熱を帯びた吐息が漏れ聞こえる。
耳元を刺激している口を耳の裏側にまわし、伸ばした舌先で軽く突っつく…
舌先を顎のラインに沿ってゆっくりとおろしながら、背中にまわした右手に力を加え、指の腹で背中に刺激を与える。
唇の端にキスをすると、タカコがそれを唇で迎え入れようとする。
まだ早い…
スッとそれを交わし、反対の唇の端から顎のライン…そして耳元へ…
右手と左手の位置も逆転させる…。
そのままゆっくりと重なった上半身を伏せてゆく。
『んん…ハァハァ…』
タカコの吐息が荒くなる…。
…上半身のを包む服を剥ぎ取り、左手で頭を支え、タカコの目を見つめながら小さな膨らみや、その頂上の突起に舌を這わせる。
右手の指先は脇腹の辺りを上下に移動する。
おもむろに激しいキスをしながら右手で胸を揉んでやる。
タカコの太ももに分身を押し付け、その存在を誇示しながら、右足の太ももをタカコの脚の付け根…湿った中心部に押し付け、グイグイと刺激する。
キスはまだ続く…
まだ続く…
右手を下腹部へ…そして核心へ…
スカートのウェスト部と、下着の圧迫を感じながら、申し訳程度の茂みを通り抜け、指先が泉に辿り着く…
辿り着いた指先の力を抜き、右足をクククッと震わせる。
『ああぁっ!』
たまらず激しい吐息を漏らすタカコの耳元で囁く。
『気持ちいいの?』