『モナカ…?』④
トン
『えっ…そんなっ…』
戸惑うユウコちゃんの声が刺激となり、タカコの口元の強張りは一層力強さを増す。
『“そんな”って…けしかけたのはキミでしょ?…確認の電話まで掛けてきて。ちゃんと最後まで聞いて、本当にしてくるか確かめてくれなきゃ』
ついタカコを責めるように強い口調を使ってしまった。
『…え、でも … …』
言葉に詰まるユウコちゃん。
ちょっとした悪ふざけのつもりが思ってもない展開に発展した…ってとこか?
『ホラ、ちゃんと聞いてて!』
…ンッングッンンッ…
目一杯頬張ったタカコの口元に携帯をかざし、右手の中指でタカコのカラダの中をかき混ぜる…。
ンーッ!ングッ…ヤンッ!ダメッ!
時々口元から強張りを抜き、漏れ出るタカコの歓喜の声を響かせる。
…ヤンッ…アンッ…ゥウウッ…
タカコの漏らす声をBGMに、再びユウコちゃんと会話を交わす。
『ちゃんと聞いてる?』
『…聞いてる』
『じゃあどんな状況だか言ってみて!』
『… … …』
『ちゃんと聞こえてたんでしょ?それとも聞いて無かった?』
『…聞いてた』
『なら、ちゃんとどんな状況が頭に浮かんだか言ってみて!聞いて無いんだったらやる意味ないし…タカコとは二度としない』
『ちょ…ちょっと待って…』
ユウコちゃんの顔が赤らむのが見えた気がした。
『えと、タカコが…触られながらぁ…ペロペロさせられてる?』
ユウコちゃんはちゃんと頭の中でその絵を思い浮かべてくれたのだろうか?
『…ちゃんと言おうよ。タカコはどこを触られて、何をペロペロさせられてるの?』
『… … …タカコはオ○ンコ触られながら、… …チンペロペロしてるの…?』
ユウコちゃんのうわずった声が聞こえてくる。
『そう、タカコはオ○ンコの中に指を突っ込まれて、グチュグチュかき回されながら、オレのチ○ポをしゃぶらされてるよ』
つい興奮して、こちらもうわずった声で…より直接的な単語を使いながら答える。
『ン…もういい?いいでしょ?』
ユウコちゃんの苦悶の表情が浮かぶ。
『…今、止めたらタカコは又お預け状態だなぁ…』
独り言のように呟く。
『そんなぁ…』
ユウコちゃんの吐息に微熱を感じる。
『ちゃんとオ○ンコにチ○ポを挿入して掻き回すまで聞いてあげてよ…』
ちょっと優しげな声を意識しながら告げる。
『ホントに…このままするの?』