『モナカ…?』⑥
トン
『いいんだよ…気付いてたよ…恥ずかがらなくていいから!一緒にしよ!ホラ、一緒に気持ちよくなろう!』
たたみかけるように一気に言う。
『でも…だって…』
まだ踏ん切りのつかないユウコちゃん。
グイッグイッグイッと腰を振り、タカコの声を響かせる。
『ホラ、タカコは凄く気持ちいいって…。一緒に気持ちよくなろうよ…!』
おそらく、あてがったままだった指が再び動き始めたのだろう…
『…ンッ…ンンッ…ンッ…』
と、ユウコちゃんの吐息が漏れ聞こえる。
『ホラ、もっと激しく触ってごらん!もっと脚開いて!パンツも脱いで…ホラっ!』
どんな格好なのかは解らないが、なんとなく的外れでは無い気がした。
『ンンン~…もうっ…アンッ…脱いだよ…脱いだから…ィイッ…!』
ユウコちゃんのスイッチも無事入ったらしい。
『ホラっ!じゃあもっと脚開いて!ユウコちゃんのイヤラシいオ○ンコ見せてごらん!そう、いいよ…もっと指でグチュグチュかき回して!』
タカコに埋めた分身を高速で突き動かしながら、強い口調でユウコちゃんを煽る。
『ぁん…は、恥ずかしいよぉ~!…ぁあ…ゥウウッ…』
ユウコちゃんの声が大きくなる。
『いいよ~いいよ!グチュグチュいわせてる?ちょっと聞かせてごらん!』
『ぁあ…ぁあ… …』
グチュグチュッグチュグチュッ…
イヤラシイ喘ぎ声の中、更にイヤラシイ音が受話器から流れてくる。
もう分身は暴発しそうだ!
今まで感じたことのない膨張感に耐えられず、タカコが一際大きな声を上げる!
受話器の向こうのユウコちゃんも悲鳴に近い周波数の音を必死でこらえている様子が伝わる!
ここで暴発させたら勿体無い!
なぜだか急にそう思い、自分はイカないように気合いを入れながら、タカコにトドメを差す!
『ンァーッ!』
タカコが声を上げ、そのカラダからグッタリと力が抜けていった…。
… … … …
『モシモシ…ユウコちゃん?ユウコちゃん…?』
『…ハイ』
ユウコちゃんの弱々しい声が聞こえる。
『ユウコちゃん!助けてよっ!』
『えっ…?』
何のこと?と気配が伝わる。
『タカコが1人でイッちゃって…固くなったままおさまらないんだ…』
『… … …』
『ユウコちゃん…助けてよ…』
グッタリとしたタカコの頭を撫でながら、ユウコちゃんに甘えた声を投げつける。
『…わかった』
ユウコちゃんの声が聞こえた。