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夢…⑤

トン

アユミが牛乳の詰まった巨大な浣腸器を自らのアナルにあてがい、少しずつそれを注入していく…

『ぃやぁあああ~…!』

放尿と違い、排泄だけは絶対に僕の前でしなかったアユミが、苦痛に悶えながら自らの手で牛乳を注入している…。
アユミの言う“彼”に完全に嫉妬してしまった。
嫉妬は頭の中を掻きむしり、心臓を破裂させ、体中を燃え上がらせながら、その中心部を固く固く…信じられない程硬直させた。

『…お願い、ちゃんと撮って!』
アユミの涙混じりの声が遠く聞こえ、無意識に手が動くと、アユミのこれ以上ないというほど情けない姿がモニターに浮かび上がった。

… … … …

洋式の便座にM字に腰掛けたアユミの排泄姿をカメラに収め、お湯を使って何度か同じ行為を繰り返す内に、“彼”の言い付けが何の意味を持つかを悟った。

フラフラになって横たわったアユミの言う通りに、淫乱で…いや、他に形容する言葉が見つからないほど、サカリのついた雌のペットのポスターを作っては部屋中に貼り付けてまわった。
どこを見てもアユミのハシタナイ…情けない…欲情しきった…ポスターだらけになった。

『…これでいいのかな…?…もうお役御免かな…?』

この異様な有り様のアユミの根城で、イヤというほどアユミをヨガらせ、その体内に自分の欲望をぶちまけたい!…と思いながら…いや、それは数時間後に現れる“彼”の役目であり、今のアユミは“彼”にしか手に負えない…と思い、何も言えなかった。

裸で寝転んだままのアユミは幸せそうに微笑み、コクリと肯いた。

しょうがない…帰りはタクシーでも拾うか…

そして部屋に帰って…“彼”が来た後のアユミを想像して…
多分鳴きながら放出するんだろうな…。
トボトボと玄関に向かった僕をアユミが呼び止めた。

『ダメよ、帰っちゃ…』

振り返った僕に、悪魔のような笑みを浮かべたアユミが語りかける。

『ダメよ…ポスターはこれでいいわ、ありがとう。…でもアナタの役目はまだ残ってるのよ…』
アユミが手招きする。

『あっ、ついでだから靴は持ってきて。そう、靴よ。早く』
アユミが慌てながら指示を出してきた。
言われた通り自分の靴を持ってアユミの側まで行く。

その後取るべき行動が何なのか、全く予想が出来なかった。
キョトンとする僕にアユミが再び語りかける。

『キッカケはアナタ…それはわかってるよね?』

アユミの悪魔の笑みは消えない…