『縛って下さい…』⑤
トン
『…お兄さんが…オチンチンを…固くなったオチンチンをこすりつけてきて…ピュッって…生ぬるい感触が…それから…それからそのヌルヌルをこすりつけてきて…後は覚えてなく…多分泣きじゃくってたからだと思う…ハァ…』
女の子は大きな吐息を吐いた。
『…一度だけだったの?』
女の子を下から見つめながら訊く。
女の子はクビを振りながら答えた。
『…何度か…何故か誘われると、体が固まって…拒絶できなくて…口に出されたりも…』
『その内気持ち良くなっちゃったんだ?』
僕の言葉に激しく首を振りながら女の子が否定する。
『ううん。違うの…何度目かの時に、お兄さんのお母さんに見つかって…それからすぐにお兄さん達は引っ越していって…気持ち良いって思うようになったのはズッと後。あの頃の事をボンヤリ考えてたら…手が動いてて…』
『それはいつ頃の話?』
訊いてみた。
『お兄さんに悪戯されたのは小①の頃…自分でしだしたのは高学年になってから…』
『そうか…で、最近はその時の事を思い出して…縛られてグチュグチュされたいって思いながらしてるんだ…?』
僕の問いにコクンと肯く女の子。
『よく話したね…ご褒美に…先ずはペロペロしてあげようか?』
女の子がコクンと肯いた時、店内とバックルームを仕切るスイングドアがバタッと開き、もう1人のアルバイトの女の子が入ってきた。
告白を終えた女の子は、自分でスカートの前の部分をつまみ上げ、ズリ下ろしたパンツ姿のまま固まった。
『ひぃチャン…まだ休憩中ぅ…う?』
店内から現れた女の子がこちらを見ながら声を掛けてきた。
『あっ…なんかお腹痛いって…おまじないで治してるとこ』
ひぃチャンと呼ばれた女の子の代わりに笑いながら答える。
ひぃチャンのイヤラシい姿越しに別のアルバイトの子を見ながら、ひぃチャンの中心部に指を突き立てる。
『ンッ…!』
ひぃチャンが声を押し殺す。
『…ふーん…まぁ暇だからぁ…いいけどぉ…ふーん…』
明らかに不審そうにこちらを見ながらバイトの女の子が言う。
『まぁ…もうちょっと待ってて…』
笑って言いながらクチュクチュとひぃチャンのオ○ンコを弄ってやる。
ひぃチャンはギュッと目を瞑りながら必死で声を押し殺している。
『了解っ!』
元気な声を上げ、女の子が出ていく。
ひぃチャンに添えた指に力を込め、小刻みに震わせる…。